情報セキュリティを学習する
今週の日曜日に行われた国家試験をご存じでしょうか。
「情報セキュリティマネジメント試験」
情報セキュリティを学習、効果測定するにはちょうど良い内容です。
IPAによると対象者像は、次のとおり。
対象者像:情報システムの利用部門にあって、情報セキュリティリーダとして,部門の業務遂行に必要な情報セキュリティ対策や組織が定めた情報セキュリティ諸規程(情報セキュリティポリシを含む組織内諸規程)の目的・内容を適切に理解し,情報及び情報システムを安全に活用するために,情報セキュリティが確保された状況を実現し,維持・改善する者
情報セキュリティリーダー・責任者として、企業内で担当しているのなら、受ける価値は高いでしょう。「マネジメント」とあるので管理職向けと誤解する向きもありますが、「セキュリティのマネジメント」であり「マネージャ」ではありません。
(情報セキュリティ関係の民間資格はあります。)
情報処理試験というと、いわゆるITベンダー、システムベンダー側の資格思い付くことが多いでしょうが、数少ないユーザー側の資格です。
(情報処理試験については、弱い分野ですので、ご容赦ください。)
この4月18日が第1回目の試験だったようで、「国家試験の第1回目はサービス合格率」旨、言われています。調べていますと「簡単だった」と言う受験後の感想がブログなどにアップされていました。
次の試験は、10月です。情報処理試験では、秋試験というのだそう。
合格することも大事ですが、試験範囲の言葉を覚えるだけでも、意義はあります。
余談ですが、経営とITの架け橋となるなら、「ITコーディネータ」という民間資格があります。意外なことに、経済産業省のバックアップがあります。つい先日も、経済産業省から協会経由で「サービス産業のサポーター登録依頼」があったくらいです。
本題に戻りますが、情報セキュリティマネジメント試験を受験することで、情報セキュリティを意識できますので、今の時代おすすめの国家試験ではないでしょうか。