情報セキュリティの費用対効果

情報セキュリティに費用と手間を掛ける。
お取り引きのある事務機器会社さんから、情報セキュリティに関して提案を受け取る事業会社さんも少なくないことでしょう。

情報漏洩対策は、今の時代当たり前です。
情報セキュリティ対策も、常識です(そう言われています)。

では、情報漏洩対策・情報セキュリティ対策に、費用と手間を掛けて経営の上では、どのような結果・成果がもたらされるのでしょうか。

実は、「最大でゼロ」です。
メリットはありません。デメリットは、情報漏洩した場合などに経営上マイナスの効果を生みます。漏洩しない、セキュリティ対策して、ゼロです。プラスにはなりえません。

もちろん、何もしなければ、情報セキュリティ的に危険を感じるでしょうし、情報がダダ漏れのことにもつながります。

過去にも書きましたが、情報漏洩も情報セキュリティの問題も、外部要因ではなく、内部から、というのが多いのです。

費用と時間を割けない中小零細企業であっても、必要最低限の対策・対応はとらなければいけません。が、費用と手間・時間をいくら掛けても「絶対に大丈夫」な状態にはなりません。

むしろ、「人材教育」や「省力化・効率化ツール」へ経営資源=お金を投資する方が良いと思います。お金を生み出すのは社員・従業員、その時間を買うのが省力化・効率化のツール。情報セキュリティが、お金をプラスにしてくれる?

バランスが重要です。
何かだけに偏ることなく…