そう、RPAツール導入の前に

RPAツールの導入に関して、初めて相談を受けました。
「どういったRPAが良いんでしょうか?」

※RPA=Robotic Process Automation

まだ、導入するかどうかの情報収集の段階で、セミナーに参加したり、資料を請求したりという段階らしい。
(相談をいただいたのは、知り合いです。)

経理業務と出張旅費の精算に「使えるモノなら」ということでした。

当方で「先に、経理業務等の見直しをしないと」と言うと、RPAのセミナーで言われたことと全く同じだったようで、まだ業務の見直しは全く着手していない状態というところ。

給与計算も全く同じ、勤怠管理のツールを入れようが、給与計算をクラウドにしようが、業務の見直しが先。現状が法的に間違って給与計算をしている場合には、まず、その是正・改善をしなければ、どこまでツールを導入しても法的に問題あり。

残業代・割増賃金の計算方法が間違っているケース、勤怠集計の段階で誤っているケースが、非常に多いのが実感です。ツール・ソフトのメーカーやベンダーさんに任せているので安心だという声も聞きますが、どうしてもお客様迎合主義なので…。○○士事務所に任せている場合も、似たようなもんです…。

話が逸れました。
RPAツールを導入する前に、必ず、業務の見直しを!
RPAツールの価格・機能比較をする前に、是非。