会計ソフトの選び方、クラウドorオンプレ?

お客様から、ご相談を受けました。
本来は人事労務関係のご相談を受けているのですが、今回は「会計ソフト、どれを選んだら良いのか」です。

給与計算ソフトなら、アレコレ言えますが、会計ソフトは税理士さんとの関係もあるので、あまり言いたくない分野・ソフトです。

  • 今まではエクセルベースの自社作成のアプリを使っていたのですが、さすがにWindows10の時代に、という思い。
  • 機能面で、不便を感じる。ネットで検索すると、やりたいことが市販の会計ソフトにはあるようだ。
  • バックアップが不安で、パソコンクラッシュやBCPを考えると、クラウド型会計ソフトが魅力に思えてきた。

で、なぜ弊社にご相談をいただいたかというと、税理士事務所さんに相談してもベストの答えをいただけなかったから。
(この部分、相当脚色しております。)

  1. クラウドか、オンプレ(通常のインストール)か
    クラウド会計は、ネット接続のため、仕訳数が多い場合、若干レスポンスが良くないようです。(知り合いの税理士事務所の話、仕訳数は詳細を聞いていません)
    フリー、MFは、利用している知り合いの税理士事務所がありました。
     
    機能面は、オンプレ型と大して変わらないようです。
     
    ただし、税理士事務所様の側で、積極的にクラウド型をおすすめするところ、拒否するところがあると聞いています。
     
  2. ほかにも、クラウド型の会計ソフトはあります
    税理士事務所で専用に使われている会計ソフトは、今ほとんどクラウド対応をしています。
    ex.TKC、エプソン、JDL等
     
    ただし、フリーやMFと比較すると、高めの料金だそうです。
     
  3. オンプレ型で、保存・バックアップをクラウドに
    私の知っている限り、オンプレ型(通常のインストール型)の弥生会計は、保守サービスに加入している場合は弥生専用のクラウドを利用できます。

このご質問を受けた後、知り合いの税理士事務所関係者に逆に相談に乗ってもらい、その後別の会計関係の知り合いにも相談したのですが、結局はこんなところ。
「税理士事務所が指定した会計ソフトがないなら、クラウドならMFクラウド会計か、インストールして使うなら弥生会計で、いいんじゃないですか。個人的には弥生会計が使いやすくて好きですね。」
(と、知り合い二人から、同じような話しが聞けました。)

クラウドもオンプレも、そう関係ないのではないでしょうか。費用面に関しては、税理士事務所専用ソフトは高め、それ以外はそこまで高くない。そう言い切って良いかと思います。

とくに弥生さんの代理店をやっている訳でもナシ。
中立的な立場から、お客様に回答させていただきました。

※守秘義務の関係で、内容については脚色しています。

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